2015年8月29日土曜日

8月も終わりです


  もう8月も終わりになってしまいました。夏休み気分で投稿もサボっていいて、月たった1件(最少記録)となるとぼちぼち引退の気配も感じられそうです。連日の暑さと特にイベントもなく、話題に乏しい月になりました。臓器移植ネットワークのその後はまだ進展が見えてきませんが、情報によると私が危惧した方向に行っているのでは思われます。となると次回の社員総会には再度挑戦ということになるかと思います。
小児の補助人工心臓(ベルリンハート)は先般正式に販売が承認され、今は施設認定を行っている段階です。実施施設はこれまでの阪大・東大・国循といった御三家や移植施設に限らず、各地にある中核小児専門病院も参加するようにという配慮をしたのですが、ふたを開けてみると意外な落とし穴がありました。それは、このタイプでは人工心臓を動かす駆動装置が別に要るのですが、それを各施設は購入しないといけないということです。人工心臓は健康保険対象ですがこの装置は別です。しかも価格が数千万円するというのです。当然予想はされたのですが、扱う企業も貸与ではやっていけないので購入が必須となるわけです。価格もびっくりするもので、しかもバックアップ用も要るので最低2台購入となるわけです。
これはいままでこの領域で実績のない、心臓移植と直接関係なかった施設では実際購入は難しく、結局新たに参加してもらいたかった施設には絵に描いた餅になろうとしているわけです。厚労省の高官は、それでは頑張った早期認可の趣旨に合わないので、何か別途補助金ででも対応しないといけないかな、という話もありました。しかし、関係学会は今のところそこまでやる気は無さそうです。どうしたらいいのでしょうか、暑い夏にまたまた悩ましい話です。それと小児の臓器提供がないと海外への移植渡航、募金、という道は一層多くなるのではと思います。
今日は神戸の財団で冠動脈バイパスのシミュレーション研修です。第二シリーズの二回目で、5人の受講生に3人のベテラン冠動脈外科医が付きっきりで指導しています。このシミュレーションは先般のニューヨークでの米国胸部外科学会のセミナーでも関心を集めたようです。さらなる進化を遂げないといけませんが、EBM社の朴博士のすごい牽引力で国際展開にも進んできています。頼もしいです。

ということで何かお茶を濁したようですが、御容赦を。ロードバイクは暑いので少し休憩中でしたが、9月10月は各回のロングライドイベントが待っています。ぼちぼち体も馴らさないといけません。