往生際が悪くまたも続編です。このブログをまとめて自費出版したものを米国で心臓移植を行っている阪大の後輩に送ったら、逆にこんな本が届きました。日本人で米国の移植医療現場で活躍している3人の方が「あめいろぐ」(あめりか いし ぶろぐ、の省略)、として発信されているものを丸善からシリーズ本として出ています。今回は移植がテーマ。内容は正に今問われている日本の移植医療の問題点を鋭く突いていて、爽快というか、完敗というか、衝撃です。ここまで開き直って問題点をクリアーに分析している書物はなかった思います。日本の臓器移植、脳死移植には大きな穴がある、と表現されています。国家議員、医師、医学生、移植に関心のある方、社会医学の専門家、に読んで欲しいので、ここに紹介します。