2014年1月7日火曜日

明けましてお目出度うございます

 新年、明けましてお目出とうございます 皆様、お正月はいかがお過ごしでしたか。天候に恵まれたのどかな三ヶ日ではなかったと思います。今日はもう7日、七草がゆで鈍った体を少しは戻してまた仕事に邁進というところでしょうか。本年も気ままなブログにお付き合い下さるようお願い申し上げます。昨年の記事を振り返りながら少し考えたのですが、あまりタイトルに拘らないで日常のことにも触れながらのんびり書かせてもらおうかと思っています。  さて、またまた移植で始まりそうなのですが、昨日は北海道新聞の記者から電話があり、北海道大学で心臓移植が行われている、ということでした。私の最初のことばは、「そうですかそれは良かったです、ほんと嬉しいですよ」と言うものでした。記者もあまり難しい話はしないでので、しばらくいい雰囲気でおしゃべりを。かいつまんで紹介すると、何故私が嬉しいとか、それにしても北海道での再開がここまで長くかかったのは何故かとか、和田移植から46年も経ったのか、などでした。それでもこれでやっと実施認定9施設すべてで心臓移植が行われたこと、札幌で再開されたこと、といったことから心臓移植も新しい時代になったな、という感想です。約15年前の阪大での再開では、やっと和田移植の呪縛から解かれた、ということでした。しかし、その後のドナーの少なさから、また最近カード無しでの提供や小児心臓移植でのマスコミの対応、さらに足下の仲間内から和田移植を忘れるな、といった言葉も出てくる有様ではこの呪縛はまだ解けていないなというのが実感でした。それが、今回の札幌での心臓移植で、やっと真の呪縛から解放された、といえるのではないかと感じています。何かこじつけのようですが、そういう実感がするのです。北大チーム、ご苦労様でした。松居教授もやっと肩の荷が下りたのではないでしょうか。     北海道新聞の記者に、私の経歴を知っているのかと振ってみたら、札幌生まれでしょう、ときた。これを承知で電話してきたようで、阪大での再開時に北海道新聞に大きな顔写真で紹介されたのを思い出していると、先輩の記事は見ています、とい声が返ってきた。このインタビューが北海道新聞でどう扱われるのか、楽しみでもあります。最初に書いたように、今年の出だしは正月休みのことを書こうかと思っていたのが、北大での心臓移植に取られたという感じです。次は砕けた話を書きますので、お楽しみに。 今年も宜しくお願いします。 写真は当時の北海道新聞です。1999年3月27日、だいぶ色あせてます。

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